春は好きです。

 

年度始めでバタバタしたり、人事異動で寂しい思いをしたり。

 

でもその一方で、というか、だからこそ「しっかりしなきゃ」と上から吊られるように姿勢を正される季節です。

 

こう思えるのは、恵まれた環境にいるからかもしれないし、

 

花粉症だけはどうしても好きになれないけど、

 

コートが要らなくなって、私が軽やかに歩き出し、街路灯で桜が橙色に染まる季節。

 

やっぱり春が好きです。

 

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マカダミアナッツのクッキー

お昼休み、昼寝をしてから食堂に行こうとして起きられずに午後を迎えてしまう先輩がいます。

12:30頃に起こした方がいいのかとも思うのですが、特に起こしてくれとも頼まれてないし、起きられないほど疲れているのかもしれないし……。

しかしいい歳した大人がお昼抜きはかわいそうだと思い、私のつまみ食い用のおやつをあげたところ、翌日、セブンイレブンマカダミアナッツクッキーをお返しにいただきました。

なぜ私の好きなものが分かったのか!というのは偶然にしても、わざわざ買ってきてくれたクッキー。こんなに嬉しいことってあります?

お菓子でもなんでもそうですが、誰かがわざわざ私に何かをくれるとき、そこに至るまでの時間がとても嬉しいです。

私にお返ししようと思ったとき、コンビニのお菓子売り場で何にしようか考えたとき、少なくともその人の脳内に私がいたことになります。思考の中に私が登場して、行動に影響しているということが、とてもすごいことだと思うのです。

裁判の傍聴

昔、学生の頃に裁判を傍聴する機会がありました。

 

「裁判傍聴芸人」なんてのもいるくらいで、多少の興味は持っていたのですが、なかなか自発的に行くことはなかったのでいい機会です。

 

その日の事件は薬物関係。歩いている男性に警官が声をかけたら違法薬物を持っていた、というもの。

弁護側が、逮捕されたときの状況について細かく質問しながら掘り下げます。どこで警官に声をかけられたのか、その日は何のためにそこに行ったのか、家を出てからの足取りを質疑によってはっきりさせていきます。正直、そんなもん事前に調べてあるんだろうとも思いましたが、きっとあの場でやることに意味があるんですよね。

 

質問を重ね、いつどこで、誰といて何をしていたのか、そんなことが明確になったところで、弁護士が聞きます。

「そのときの服装はどのようでしたか」

被告人は、「黒いスウェット、サンダル、麦わら帽子でした」と答えます。

弁護士「なぜ夜なのに麦わら帽子なのですか」

 

えー!!!そんなこと聞くの???

それ、割とどうでもよくない?これを答えると人柄とかが分かるの??それとも、こういう質問にも真摯に答える姿勢が大切なの???

 

あげく、驚いている間に被告人が「ファッションです」と答えます。ファッション……そうだろうよ……ファッション………。

正直言って、もう私、ここで笑いそうでした。いや、顔は笑ってたと思う。なんでみんな普通の顔してるの……。

 

たった一回の傍聴でこんなやり取りに出会うのがラッキーなのか、それとも、思っているほどお堅いだけのものでもないのか。記憶に残る経験でした。

 

ブログ、始めました。

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こんにちは。理佳と申します。

普段はTwitterに生息しています。あちらはハンドメイド用に作ったアカウントで、そこで何かを語ったりするのは違うように感じていたので、ここで思い切ってブログを始めました。

日記というよりは、何かエッセイのように思いついたことを書けたらいいな、と思っています。

私も学生時代にだらだらと中身のない日常を綴るブログを書いていたことがあったので、今回、始めるに当たり特段困るようなこともなかったのですが、ひとつだけ「これでいいのか」と疑問なのが、「改行」です。

ひと昔前は、パソコンからブログを読むことが前提であり、その場合、一般的な文章作成のルールではなくとも、ある程度のところで改行することで見やすさを保っていたように思います。ただ、今はまさにスマホの時代。しかも短文ではなく比較的長文を書こうとしている場合、そこまで気を遣う必要があるのでしょうか。

とりあえず、このブログはしばらくこんな感じでやってみようと思いますが、読みづらかったら教えてくださいね。言われたとおりに直すとは限りませんけど。笑。